むくみ 解消

足のむくみの主な原因

むくみの主な原因は、血行不良です。
足は心臓から遠く重力の関係もあって、血液やリンパ液が溜まりやすい部分です。

 

本来足はふくらはぎの筋肉がポンプの役割を持っていて、血液を送り戻す働きをしているのですが、
運動不足で筋肉の働きが衰えてしまうと、その働きが十分に果たせなくなります。

 

また、ハイヒールや窮屈な靴は足先を圧迫し、血行を悪くします。
骨盤の歪みも、下半身の血行不良や冷えの原因となります。

 

妊娠出産などを除き、骨盤が歪む主な原因は、日常姿勢の悪さです。
荷物をいつも同じ肩にかける。脚を組む癖がある。片足に体重をかける。

 

姿勢の悪さは骨盤の歪みを誘発してしまいます。
その他、立ちっぱなしや座りっぱなしなど長時間同じ体勢を続けていると、血液の循環が悪くなり、
むくみやすくなります。

 

また、運動不足や血行不良、体の冷えなどもむくみの原因となります。
食生活や運動不足などの生活習慣を改善し、歪んだ骨盤を矯正して、むくみのない体を取り戻しましょう。

 

顔のむくみが朝起こりやすいのに対し、足のむくみは夜に向かってむくみやすくなります。
しかし、朝になっても足のむくみが治まらず症状が続く場合は、病気によってむくみが起こっている
可能性があります。

 

下半身のむくみはビタミンB1欠乏症(脚気)や、心不全、肝硬変でも現れます。
足のむくみが片方だけの場合は、静脈血栓症や静脈炎、静脈瘤などで血液の流れが悪くなっている
可能性があります。

 

むくみが継続していて、体重が増えてきている、体調不良などの症状がある場合は、
すぐにでも病院で検査をしてもらいましょう。